闇に覆われていた視界が光に覆われた瞬間、弱い光も強い刺激に感じてしまい、咄嗟に強く目を瞑る。
自分が今どのような体勢でどこにいるのかなどの情報がなく、これはいつも見ていた過去の光景だろうかと一瞬思案するが、昨秋その柵から解放されてからは見ることがなくなっていたため、過去ではない現在のことだと脳味噌が判断をする。
そしてそれが間違いではないことを証明するように、腰と背中に束ねた針を突き立てられたような痛みが残像として残り、手を当てて確かめたくなるが、腰の上で手が拘束されていることに気付いて何があったのかを思い出す。
気分転換を図ってアパートを出た直後に見知らぬ男に襲われたのだ。
スタンガンを押しつけられた痛みに意識が朦朧としている中、頭を布で覆われて車でどこかに連れてこられたことは覚えているが、車内で聞こえていたのは金属同士を触れあわせたときの様な音や微かな笑い声だけで、人の声らしいものはそれ以外ウーヴェの耳に入っては来なかった。
自分はこれからどうなるのか、一体何が起きているのかなど、当然と言えば当然の疑問が脳裏を過ぎり、その不安から口を開こうとしたが、金属の冷たいもの-おそらくはナイフか何か-が首筋にひたりと宛がわれてしまい、喉の奥で声が止まってしまう。
そうしてどのくらい走ったのか分からない頃、荷物のように寝かされていた身体を担ぎ上げられ、階段を降りていく足音が聞こえ、地下室かどこかに連れてこられたことを認識した直後、首に手が掛けられて無意識に身体を硬直させてしまうが、そのまま意識を失ってしまったのだった。
瞼の上からでも分かる光の刺激にようやく目が慣れてきた頃、ウーヴェは己の身体の状態に違和感を覚え、恐る恐る目を開く。
「──────!!」
刺激を受けて涙で滲んだ視界にまず飛び込んできたのは鉄のポールが等間隔に並ぶ光景で、一体何だろうかと手を伸ばして確かめようとするが、右手を動かした瞬間、両肩にまで痛みが走る。
後ろ手で拘束されていることも思い出して目を凝らすと、目の前の鉄棒が動物を飼育する施設に設置されているものと似通っていることに気付く。
今自分は動物が入るケージに入れられているのだろうかと思案したウーヴェは、肩と身体全体を使って何とか起き上がり、ぐるりを見回して絶句してしまう。
そこは、ウーヴェが当初感じたように地下室で、広さは一般的な郊外の一軒家のガレージを少し大きくしたほどで、天井近くの壁に地面から半分顔を出している、細めの鉄格子が填まった窓があり、そこから駐車場の芝生と停車している車が僅かに見えていて、室内には簡易ベッド、三脚に設置されたビデオカメラ、ラップトップがある小さなデスクと冷蔵庫が鉄のポールの分だけ影になっていたが見えていた。
室内と拘束されている事実から自分にとって良くない事が起きていると判断できたが、視覚から入ってくる情報は悪い想像ばかりをかき立ててしまう。
その恐怖に自然と尻で後ずさった時、衣類を一切身につけていない事にも気付くが、それよりも何よりもウーヴェに恐怖を覚えさせたのは、俯いた時に見えた、赤く太い一本の革紐だった。
「────!!」
どうしてあの時の首輪がまだついているのか。あれは警察に保護された時に切り取られ、つい先日リオンの力を借りて精神的にも切り取ったはずなのに、何故また今己の首に巻き付いているのか。
その疑問は自然とウーヴェの中で大きな声になったあと、恐怖の形で全身を駆け巡り、ウーヴェの身体を震わせ始める。
嫌だ、早く取って欲しい、リオンが取ってくれた過去に繋がる痣がまた浮かんでくる、過去からの声に囚われてしまうと恐慌に取り乱しそうになったウーヴェは、左足の薬指で冷たく光るリザードのリングを思い出すと同時に、過去は過去だからと全てを受け止めてくれるリオンの声によって徐々に体の震えも治まってくる。
理由も分からずに真っ裸でケージの中で拘束されている状況だが、過去に囚われてパニックになれば逃げ出すチャンスが来ても何も出来なくなる。それだけはなんとしてでも避けたい思いから足に力を込めてぎゅっと目を閉じる。
その時、どこかのドアが開く音がし、階段を降りてくる足音もいくつか聞こえてきたため、ケージの中で限界まで距離を取るように後ずさるが、すぐに鉄の冷たい感触が背中に伝わってくる。
程なくして一つだけあるドアが開き、光量がない地下室でも綺麗なブロンドと吸い込まれそうな緑の瞳の持ち主が満面の笑みで入ってくるが、その後ろにいる黒髪の男を見たウーヴェは、その顔を思い出そうとするが、それよりも先にその男がにこやかに呼びかけながらケージに近寄ってきたため、誰であるかをはっきりと思い出す。
「やぁ、ドク、本当に久しぶりだな」
ウーヴェのことをドクと呼ぶのはリオンの刑事仲間達だけだった。その中でただ一人、これまでに直接会ったことがない仲間がいたことも思いだし、掌に汗を感じながらその名を呼ぶ。
「・・・ジルベルト・・・」
「覚えていてくれたのか。光栄だな」
直接会ったのはあいつの手帳をお前が署に持ってきた時だったと笑う男、ジルベルトがケージの手前でしゃがみ込み、ウーヴェの首に繋がっている革紐を手にとって手触りを確かめた後、反応を確かめるように軽く引っ張る。
首を引っ張られる痛みについくぐもった声を発したウーヴェは、二人の後ろにもう一人男がいることに気付くが、その男がケージの鍵を開けて扉を開けようとしていることに気付き、ゆっくりと扉が開いてその男が中に入ろうとしたその時、渾身の力で立ち上がり男を肩で突き飛ばして開いているドアへと駆け出そうとする。
だが、赤い首輪-と思われる-それから伸びるリードを強く引っ張られてしまい、ドアに辿り着く前に背中から引き倒されてしまう。
「・・・この犬、なかなか元気だな」
「ああ。調教するのが楽しみだな」
金髪の男が楽しそうに口笛を吹いてリードを引っ張ったジルベルトに笑いかけ、強かに背中を打って身体を丸めるウーヴェを見下ろすが、ルクレツィオがバタフライナイフを手の中で光らせたかと思うと、そのまま軽く手首を翻す。
一瞬、何が起きたのか誰も理解出来なかったが、ウーヴェの口から悲鳴が上がり、打ち付けて赤くなっている背中に赤い水玉がぽつりぽつりと浮かび、やがて一つの細い流れとなって白い肌の上を滑っていく。
ウーヴェに突き飛ばされて尻餅をついた男が呆然とする前、ジルベルトがウーヴェの首から繋がるリードをうなじの上へと付け替え、赤い筋が浮く背中を踏みながら身体を起こさせるように強く引っ張る。
強制的に仰け反らされたウーヴェの口からは苦痛の声が流れ出すが、ルクレツィオにとっては不満だったようで、骨の形をした犬の玩具の両端に紐を括り付けたかと思うと、喉を反らされる苦しさに開かれているウーヴェの口にそれを噛ませ、頭の後ろで紐を結んでしまう。
「これで無駄吠えをしなくなる」
「そうだな」
ペットの無駄吠えに悩む飼い主の顔で安堵の溜息をついたルクレツィオは、今度はウーヴェの左足を無造作に掴み、先程よりは強い力でナイフを横に走らせる。
「ウ・・・ゥウッ!」
痛みにウーヴェが声を上げようとしても口に噛まされたものが邪魔でくぐもった悲鳴が小さく上がるだけだったが、ウーヴェの左踝の上から勢いよく血が溢れ出す。
「切ってしまって大丈夫なのか?」
「足は四本ある。一本が使い物にならなくても問題ない」
あまりにも言う事を聞かない悪い子にはお仕置きが必要だろうと笑うルクレツィオの手にはウーヴェの血にまみれたナイフがあり、失神している間に脱がしたシャツでその血を拭き取ると、シャツを乱雑に切り裂いてたった今斬りつけた踝の上に少し強めに巻き付ける。
「これで止血すればいい」
「お前は相変わらずやることが大雑把だな、ルーク」
「細かいのはお前に任せるよ」
背中と足を切られた痛みに身を丸めるウーヴェの傍で笑い合った二人だが、突き飛ばされて尻餅をついたままの男に気付き、いつまで腰を抜かしているんだと冷めた目で笑うと、男が唾を飲み込んで何とか立ち上がる。
「・・・だ、大丈夫なのか?」
「背中は薄皮一枚切っただけだ。足は腱まで切れただろうな」
だが何の問題もないと言い切るルクレツィオの言葉に逆らうことが出来ず、男は何度か頷いて深呼吸を繰り返すことで落ち着きを取り戻し、自分も痛みに震えるウーヴェを好きにしても良いのだと改めて教えられて鼓動を早めてしまう。
「ああ、そうだ。このクスリを飲んでみないか?」
「それは?」
ウーヴェが逃げ出さないと判断したのか、ルクレツィオがリードを手放してポケットからいくつかの錠剤を取り出すと男の顔に不安そうな色が浮かぶが、お前が恋人と寝るときにいつも使っているドラッグだと教えられて胸を撫で下ろす。
「貰って良いのか?」
「ああ。さっきも見ただろうが、この犬は中々反抗的だからな」
調教するのは少し骨が折れるかも知れないが、そんな犬が従順になったのを見るのは気持ちが良いはずだと笑って肩を叩かれ、受け取った錠剤を一つ飲んだ男は、顔を殴ることと命に関わるような暴行以外は良いのかと念を押すように問いかける。
「そうだ」
今更言わなくても分かっていると思うが、これは後日客に送り届けるもので、その時に客の好みにある程度は近付けておかなければならないのに時間は余りないとジルベルトが嘆息混じりに告げると、大丈夫だと男が請け負い大きく頷き、カゴの中に纏められているものへと顔を向けつつあれも良いのかと目で問いかけると、好きなものを好きなだけ使えば良いと了承を得、何を使って楽しもうかと唇を舐める。
男のその様子に、元来の性格からか肉体的な拷問よりも性的暴行が好きなことに気付き、セックスドラッグと称して飲ませた合成麻薬が効き始めていると思い込む事で更にそれが助長されたと気付いた二人は、命令を聞かせたいときはリードを短く持って少し強く引っ張れ、それでも聞かない時はお前のものを突っ込めば良いと笑って伝えて投げ出されているリードを指し示す。
最初男は抵抗がある様子を見せていたが、ルクレツィオに見つめられる恐怖から手にしたリードを強く引っ張ると、ウーヴェの喉が仰け反り、くぐもった声が流れ出す。
「そのケージの中でやってくれ」
己の手の中で一人の男が己の言いなりになるかも知れない事実に驚いていた男だったが、外に出して逃げだされたら困る、その中であれば鞭を使おうとかごに入っている玩具を使おうと自由だと笑うジルベルトに頷き、ケージに入るようにウーヴェに命じるが、当然ながらウーヴェが大人しくその言葉に従うはずがなかった。
言う事を聞けと怒鳴る男にルクレツィオがやれやれと肩を竦めた後、かごに入っていた革製の細めの鞭を取り出すと軽く手首を翻す。
地下室内に空気を切り裂く鋭い音が響いた直後、ウーヴェの口から先程とは比べられないくぐもった声が上がり、身体がびくりと跳ね上がる。
「これぐらいしても大丈夫だ」
ウーヴェの背中に赤い筋が浮かび、鞭に打たれた箇所を教えてくれるが、従わなければこれで言う事を聞かせろ、試しにやってみろと言われて鞭を握らされた男は、また恐る恐る鞭を振り下ろすが、その手を掴まれてルクレツィオに教えられるまま振り下ろす。
「────!!」
二度目のそれにウーヴェの身体が跳ね、悲鳴にならない声を零す様を見下ろしていた男は、力でもって同じ男を蹂躙できている事実に、クスリの力も借りて徐々に興奮し始める。
人に対する暴力は誰でも躊躇いを覚え、悲鳴を聞けば痛ましさも感じるが、より強い恐怖や権力に命じられれば自ら進んで暴行を行い、しかも相手は自分よりも劣った存在だから何をしても良いという傲慢な思い込みから、命じなくても自らウーヴェを痛めつけることをルクレツィオは見抜いていて、後はもう大丈夫だと笑みを浮かべると、録画を開始したジルベルトに艶然と笑いかける。
「ルーチェ、もう一台カメラを用意して上のテレビでも見れるようにしないか?」
「ああ、それも良いな」
ここでウーヴェが、お前は人ではない、犬と同じなのだと心身に叩き込まれ、そのプライドを粉砕される作業-ルクレツィオ達は調教と呼んだそれ-を受ける様子を見ながら酒を飲もうと誘う幼馴染みに楽しそうに頷いたジルベルトは、それでも自らケージに入ろうとしないウーヴェに感心しつつリードを男の手から奪い取ると、男とは比べられない強さでそれを引っ張り上げてウーヴェの身体を床から浮かせる。
「っ・・・う・・・」
途端に零れる苦痛の声を一笑に付したジルベルトは呆気に取られる男を一瞥した後、ウーヴェをケージに押し込むと、男の耳に口を寄せて何事かを囁きかける。
さっき渡したドラッグの効き目がどれぐらいあるのかを知りたい為、お前が何回イッたかの回数をカウントして欲しいと囁くジルベルトに、メモ帳か何かが必要だと男が笑うが、メモなど要らない、こいつの背中にでも刻みつければ良いと笑われて唾を飲む。
「傷が残っても良いのか?」
「ああ。ナイフもそのカゴに入っている」
その傷を見た客がより嗜虐的になれば面白いことになると男の肩を抱き、だから何回イッたかナイフで肌に刻みつけてやれと囁きかけて肩を一つ叩く。
「そこまで痛め付けて良いのか?」
「一生消えない傷を付けて、こいつのプライドを粉々にしてから最低なゲス野郎に送りつけてやる」
どれほど返しても返しきれない恩があるから、その恩返しに頑張っているんだと笑うジルベルトの目は暗く光っていて、今己の肩を叩いて後を頼むと言ったジルベルトもルクレツィオと同類だと気付き、この男にも逆らわない方が良いと決める。
だから震えつつ身体を起こそうとするウーヴェのリードを引っ張って強引に身体を起こさせ、さっきよりは強い口調でウーヴェに命じるが、男の言葉にウーヴェが頭を振って反抗の意を示したことから、今度は躊躇いを振り切ったように鞭を白い背中に振り下ろす。
「──!!」
「大人しく言う事を聞け」
言う事を聞かないと何度でも痛い目に遭うぞと笑った男だが、己の暴虐の証が白い肌に残っていくのを見ているうちに興奮してくるのをジーンズの前がきつくなっていることで気付き、上手く調教できるかを見守る二人の前でジーンズの前を開けてウーヴェの腰を掴んで高く上げさせる。
「!!」
それが何を意味するのかを察したウーヴェが口に噛まされた玩具越しに嫌だ、止めろと声を上げるが、何の準備もしていないそこに、熱くて太い杭を打ち込まれて己の身体が裂けていく痛みを感じ、地下室にウーヴェのくぐもった絶叫が響き渡る。
「ッン・・・ンンー!!」
身体の中心から感じる激痛と圧迫感に全身を粟立たせ、自然と溢れる涙混じりの悲鳴を上げ続けるが、男が動くたびに濡れた音が小さく響き、内股にも何か液体が流れていく感触を覚える。
いきなり猛り立ったものを突っ込んだ男は、きつく締め付けられる快感に顔を顰めるが、無理矢理ねじ込んだそこが裂けて出血したのを良いことに、血の滑りを少しだけ借りてピストン運動を繰り返す。
ケージの中で唐突に始まった性的暴行、それを呆気に取られた顔で見ていたルクレツィオとジルベルトだったが、部下がもう一台のカメラを運んできて設置したため、この様子をリビングのソファで寛ぎながら見学しよう、そして参加したくなったら参加しようと肩を組んで笑い合い、ウーヴェのくぐもった悲鳴が響き渡る地下室のドアを後ろ手で閉めるのだった。
下半身を中心に広がる痛みも継続的なものになると痛みに感じないのか、押し広げられて中で蠢くものが与えるそれを認識出来なくなる。
腰の上で拘束されていた手は解かれて肩の痛みはなくなったが、代わりに首輪と両手首を鎖で繋いで固定されているために自由に動かすことはほぼ出来なかった。
口に噛まされた玩具は何度か外されたものの、その度にウーヴェが反抗するように声を上げたため、まだまだ吼え癖が治らないと噛まされ、罰として鞭で背中を叩かれていた。
鞭で何度も叩かれた背中にはみみず腫れが走り、血が流れ落ちては固まった跡がいくつもあったが、最も酷いのはウーヴェの右腰辺りにある4本の縦線とその上から横一直線に引かれたようなナイフの跡だった。
それはジルベルトが男に命じ、ウーヴェをレイプする中で射精した回数を数えろと伝え、男がナイフでウーヴェの腰にカウントした跡だった。
同じような縦に走る傷が他にも三本その近くにあり、それは今ウーヴェの調教を引き受けている男ではなく、フランクフルトから運転手としてルクレツィオに従っている屈強な男-名前はルカ-が同じくウーヴェの中に射精した回数を表していた。
リビングのテレビで地下室の様子を見て楽しんでいたルクレツィオ達だったが、男が疲れた様子を見せればルカに命じて白い肌だけではなく身体の奥にも傷を残すように犯させていたのだ。
犯された回数を自らの身体に刻まれ、その度に短く悲鳴を上げるウーヴェだったが、苦痛にターコイズの双眸を曇らせながらも決してお前達の言いなりにはならないと睨み返していたのだ。
その度に傷が増える為、男などはいい加減諦めて現状を受け入れろと囁くのだが、諦めることはしない、生きてあいつの所に戻るまで絶対に諦めないとの思いを新たにし、背中や尻を鞭で叩かれる痛みに耐えていた。
諦めさえしなければ、きっとリオンが迎えに来てくれるはず。
その思いだけがウーヴェを支えているようなもので、代わる代わる二人の男に犯されながらも、リオンの元に戻ることだけを考えていた。
ウーヴェの肌に傷を刻んだ男がいわゆるドッグスタイルをさせるために上げさせていた尻を高い音をさせて叩いた後、中に埋め込んだものを引き出す輪に指を引っかけて一つずつ抜けていくのが分かるように引っ張っていき、大きさの違うボールが中から出てくるたび、喉の奥に籠もった声が聞こえ、試しに一気に引き抜いてみると、腰がびくびくと痙攣する。
「・・・随分と物好きだな」
こんな玩具でもケツを振ることが出来るなんて根っからの好き者なんだろうと、いつの間にか降りてきていたルクレツィオがケージの外から楽しげに笑いかけると、男が淫靡な笑みを浮かべ、あと一つで総てが抜け出しそうなボールが連なったそれを時間をかけて押し込んでいくが、口に噛まされた玩具を噛み締めることでウーヴェは堪えていた。
そんな様を見下ろしていたルクレツィオが、ウーヴェの両手首と首を繋ぐ鎖を一纏めに掴んで引き上げると、首と下半身から芽生える苦痛にウーヴェが眉を寄せ、口の端から唾液を垂らしながら呻き声を零す。
「・・・良い顔だな」
この顔を録画して客に送りたいからこちらを向けさせろと男に命じ、ウーヴェの顔が映る場所にまで引き摺らせると、ウーヴェが小さな抵抗を示す様に身を捩る。
それが癪に障ったのか、ケージのドアを勢いよく開けたルクレツィオは、驚く男を尻目にウーヴェを力任せにケージから引きずり出して脇腹を蹴ると、苦痛に呻くウーヴェの肩を踏みつけながら、お前のものを突っ込めと男に命じる。
その威圧的な態度に当然男が逆らえるはずもなく、ボールが連なるそれを勢いよく抜き取って広がったそこに男はドラッグのせいで勃ちっぱなしの己のペニスを突っ込み、ウーヴェの頭を仰け反らせる。
そんな男に良い子だと褒め言葉を伝えたルクレツィオは、愛用のバタフライナイフを地下室の明かりに光らせた後、鞭の跡がみみず腫れになっている背中に切っ先を驚くほどの鄭重さで滑らせていく。
「ァアアッ・・・グ・・・ゥ・・・!!」
ナイフで切られる痛みにウーヴェの背中が撓むが、跳ねる頭を押さえつけて背中を丸めさせると、たった今出来たばかりの赤い道筋をなぞるように同じく丁重な手つきで、今度は切っ先を少し深めに差し込んで引いていく。
「ィ・・ァアアァアア!!」
「・・・・・・ッウ・・・ッ!」
頭を押さえつけられ傷口を文字通り抉られて身体が跳ねるが、それすらも抑え込まれたウーヴェの口から悲鳴が流れ、痛みに全身の筋肉が緊張したため、ウーヴェの中にペニスを突っ込んでいた男が締め付けられる苦痛に顔を顰める。
「気持ち良いだろう?」
そんな男にさも楽しそうに笑みを浮かべたルクレツィオは、入って来たジルベルトに顔を向け、今のこの顔をカメラにはっきり映るようにしたいと笑い、頷いたジルベルトがウーヴェの顎を掴んで痛みに茫洋とする双眸を覗き込む。
「良い顔になってるじゃねぇか、ドク」
お前のことは前々から気に食わなかったが、こんな良い顔も出来るのなら捨てたものでも無いなと笑い、ぐったりするウーヴェの身体をルクレツィオと二人で抱え上げると、まだまだ硬さを持った男のペニスに跨がるように座らせる。
「─ッ、アァア・・・」
ウーヴェの身体が跳ね、口の端から流れ落ちる唾液が首筋をてらりと光らせる様が録画できているかを確かめるためにカメラの前に立ったジルベルトは、これをあの時のようにリオンに見せれば怒り狂って捜査の邪魔をするに違いないと思案するが、己の親友が-今もジルベルトはリオンの事をそう思っている-例え家族が絡んだ事件だとしても、いざとなれば己の感情を押し殺せる男である事も思い出す。
それ故にこの動画をリオンに送ったとしても目立った効果が出ない事に思い至ると、送り先をウーヴェ自身の友人知人にした方が良いと唇の端を持ち上げる。
幼馴染みのその笑みに何かを感じたルクレツィオは、ウーヴェの声も入れたいと男に告げて口に噛ませていた玩具を外すと、ウーヴェの口から低い苦痛の声が流れ出す。
「何か楽しいことを思いついたのか?」
自分たちの声が極力入らないように小声でジルベルトに呼びかけたルクレツィオは、ジルベルトがウーヴェの携帯で撮影を始めたことに気付き、誰に送るんだと目で問いかける。
「こいつの知人に送れば面白いと思わないか?」
「恋人に送るんじゃないのか?俺ならそうするぞ」
ジルベルトの真意を察することが出来ずに眉を寄せたルクレツィオだったが、リオンには別の動画を送りつけると笑われ、少し考え込むように天井を見上げるが、面白い未来が見えたのかさも楽しそうにジルベルトの肩に腕を回す。
「二つも動画を送るのか?」
「リオンは動画だが友人には突っ込まれている所と、ああ、さっきの顔も送ってやろう」
「友人に送りつけて脅迫させるのか?」
「いや。俺がやりたいのは、こいつを生かしたままプライドを粉々にすることだ。こいつの友人がそれをネタに家族か誰かを脅迫することに興味はない」
だからこうして地下室に監禁しているが命を奪うことは絶対にしない、殺してくれと言われても生かし続け、一生ゲス野郎のおもちゃになれば良いと笑うと、ルクレツィオが最高だとの思いを伝えるようにジルベルトの頬にキスをし、ウーヴェの声を聞かせろと男に命じると、男がウーヴェの腰を掴んで身体を上下させる。
「ゥ、ウゥウ・・・ンッ・・・ン・・・」
男が突き上げるたびに背中を切られた痛みと中を蹂躙される苦痛にウーヴェが呻き声を上げ、硬くならないウーヴェのペニスが揺さぶられる。
その光景を数枚の写真に納めたジルベルトは、己の腕前に納得しつつアドレス帳を調べるが、見知った名前を発見し、笑みを浮かべてたった今撮影したそれをメールに添付して送信する。
「・・・大丈夫なのか?」
「ん?ああ、大丈夫だ」
お前の思いつきは最高だが、こちらの居場所を特定されないのかと問うルクレツィオに頷いたジルベルトは、客に送る動画には声がちゃんと入ったから少し休憩をしよう、それが終わったら上で酒でも飲もうと男の肩を一つ叩き、早くウーヴェの腰にもう一本縦の傷を増やせと促すのだった。
夜のかき入れ時のゲートルートは厨房もフロアも戦場のように忙しく、いくつもの注文をこなしながら他のスタッフに指示を飛ばしていたベルトランは、ポケットに入れたスマホが振動したことに気付くが、手が離せなかったために放置してしまう。
いくつか料理を仕上げて手が空いたのは、スマホが振動してから30分以上も経った頃で、ようやく落ち着けた安堵と喉の渇きを覚えてビールを一口飲んだベルトランは、スマホを取りだし、メールの着信を知らせるアイコンをタップして誰からのものかを確かめるが、ウーヴェからのメールである事に気付き、珍しいと苦笑する。
生後間もなくの頃からの付き合いであるウーヴェには、急遽ゲートルートで食事をする事になっても大丈夫なようにベルトランが専用のテーブルを用意しているのだ。
だから店の混み具合に関係なくいつ来ても大丈夫だったため、店の混雑具合をメールで問い合わせることなどほとんどなかった。
それに、他の用事-例えば仕事終わりに飲みに行こうなどと言ったお誘いも、店の電話に連絡をしてくるため、本当にメールなど珍しいと思いつつ画面を開いたベルトランは、文面も何もない、サイズが比較的大きな添付ファイルがいくつかついているだけのメールに首を傾げ、同じく人心地ついたチーフがどうしたんですかと問いかけてきたため、ウーヴェからメールが来たと返すと、珍しいと笑われる。
「だよな。あいつからメールなんて今まで貰ったことないぞ」
しかも添付ファイルだけだなんてと苦笑するが、とにかく添付ファイルの内容を確かめなければとの思いから画面をタップする。
「添付ファイルだけ?それってウイルスメールじゃないんですか?」
「オーナー、開けない方が良いですよー。ウーヴェさんのアカウントが乗っ取られてるかも知れませんし」
最近テレビで良く聞くSNSの乗っ取り事件、それかも知れないと皆が笑ってベルトランに忠告するが、返事がないことを訝ってベルトランを見ると、未だかつて見たことがないような形相で己のスマホを睨み付けていて、チーフが恐る恐る声を掛けるまで微動だにしなかった。
「オーナー・・・?」
「・・・チーフ、悪いが後を頼む」
「え?」
チーフの呼びかけに悪いが行くところが出来たとだけ返したベルトランは、どこに行くんだとチーフが慌てて手を掴むが、珍しく乱暴に腕を振り払い、キングの所に行ってくると怒鳴ったため、ベルトランが怒鳴る姿など見たことがないスタッフも驚いてしまう。
「オーナー?」
『・・・今入ったニュースです』
厨房内になんとも言えない空気が流れた時、小さく付けている店内のテレビが事件の一報を伝えようとしている事に気付き、皆がそちらに顔を向ける。
『本日、市内の駅近くにあるクリニックで事務員の女性が何者かに刺される事件が発生しました。女性は今も病院で治療中ですが、クリニックのドクターが行方不明になっている模様で、警察では彼女の殺人未遂事件として事情を知っているであろうドクターから話を聞くため、捜査本部を設置してドクターの行方を捜査することにしました』
なお、事件の詳細についてはこの後警察本部で記者会見を行うようです。
淡々としたキャスターの声が告げた事件について店内では命が助かれば良いのにだの、行方不明になった医者が彼女を刺した後失踪したのではないかという憶測が飛び交うが、その声に思わずベルトランが拳を握る様子から誰のことを指しているのかをスタッフ一同が察し、皆一斉に顔を青ざめさせてベルトランを見つめる。
「チーフ、後は頼む。・・・警察に行ってくる」
「は、はい。分かりました。・・・オーナー、リオンに・・」
「ああ。会って確かめてくる。後は頼んだ」
ベルトランがスマホをポケットに戻し、チーフだけではなく皆の顔を見回した後、とにかく事情を知りたいから警察に行ってくる、入れ違いに誰かが警察から来たら署に行ったと伝えてくれと残し、店を飛び出していく。
ベルトランの背中を見送ったスタッフ達は、聞きたくても聞き出せなかった一言をチーフに告げ、無言で頷かれてショックのあまり血の気を失ってしまうのだった。
記者会見の為に集まったマスコミが作る人波をかき分けて警察署に入ったベルトランは、制服警官から呼び止められるものの、俺の幼馴染みが行方不明になったが、それに関するものを警部に見せたいから通してくれと叫び、驚く警官を押しのけて階段を駆け上がる。
その途中で顔見知りのコニーとすれ違い、あんたでも良い、こんなものが送られてきたから見てくれとその腕を掴むと、さすがのコニーも日頃の穏やかなベルトランの様子が一変している事実に危機感を抱いて会議室に連れ込み、ここで待っていてくれと言い残して戻ってきた時には険しい顔のヒンケルとリオン、見たことのない刑事と一緒だった。
「ベルトラン!何が送られてきたんだ!?」
「キング!どういうことだ!!」
さっきテレビでやっていた事件の速報について事情を話せと迫るベルトランの肩にブライデマンが手を置き、事情を詳しく話す時間がないから送られてきたものとやらを見せてくれと促すと、ブライデマンと面識のないベルトランの顔に不信感が浮かぶが、BKAの刑事だとヒンケルが紹介したためひとまずは頷き、ヒンケルやリオンが見守る前で震える手でスマホを取りだして添付されていた写真を見せる。
見せられた写真は光量が不足していたがそれでも鮮明なもので、地下室のケージの前で首輪を巻かれ、両手首を拘束されたウーヴェが苦痛に歪めている顔や、白い背中に幾筋ものみみず腫れや、たった今付けられたと思われる傷が血を流す様、何をされているのかが一目瞭然の写真が写されていて、男に犯されているウーヴェが上げる苦痛の声まで聞こえてきそうなほどだった。
「─────!!」
ベルトランが顔を背けて拳を握る中、突然壁を殴る音が響き渡り、皆が一斉に音のした方へと顔を向け、さっきとは違った意味で言葉をなくす。
そこには、固く握りしめた拳を壁に打ち付けながらも歯ぎしりをして何とか感情の暴発を堪えようとしているリオンがいたのだ。
「あの時と同じか・・・!!」
お前のやり方は何年経っても変わらないんだなと、歯ぎしりの奥から叫んだリオンの言葉の意味をベルトラン以外は理解出来たため、リオンに掛ける言葉を失ってしまう。
今回の事件の発端とも言える二年前のあの事件、その最中にもジルベルトは男を使ってゾフィーを陵辱し、その動画をわざわざリオン宛に送りつけていたのだ。
今回もまたそれと同じだと分かっているが、ゾフィーの時にはあまり感じられなかった、腹の底からの怒りが今リオンを襲っていて、それを堪えるための握り拳であり歯ぎしりであると察したコニーが険しい表情でベルトランに向き直る。
「これを受け取ったのはいつですか?」
「さっきだ。届いたのは30分ほど前だったと思う」
料理が立て込んでいたために手が離せず、ようやく時間が出来たからメールをチェックしたらこれだったと、幼馴染みの苦痛の姿が納められたスマホへと目を向ける。
「・・・ニュースでやっていた事件、クリニックで事務員が刺されてドクターが行方不明って・・・あれはリアとウーヴェの事だな?」
「フラウ・オルガが刺された時と前後してドクが誘拐された。誘拐事件として捜査することはこれからの記者会見で報告するつもりだった」
ベルトランの言葉にヒンケルが重苦しい声で告げ、誰に誘拐されたんだと呆然と呟く彼に一瞬皆の顔を見回すが、黙っていても仕方がないと腹を括ってベルトランを見つめる。
「二年前の事件を覚えているか?」
「ん?確か、刑事が人身売買の組織の一員だったって・・・その時の刑事なのか!?」
「ああ。間違いねぇ」
ヒンケルに詰め寄るベルトランに素っ気なく思える態度で頷いたリオンは、あいつがこんな目に遭っているのにどうしてそんなに落ち着いていられるんだと怒鳴られてしまい、握った拳を軽く開いて己の爪をぼんやりと見つめる。
「慌てて飛び出してもオーヴェがどこにいるのかが分からなきゃ何もできねぇ」
「そうかも知れないが・・・!」
リオンの言葉にベルトランが理解出来るが納得できないと拳を握ると、再度リオンが拳を握って壁を殴りつける。
「下手すりゃゾフィーみたいにオーヴェが殺されるんだよ!だったら無理矢理でも落ち着いてやるしかねぇだろうが!」
ウーヴェが誘拐されてしまい、リアも負傷して病院で治療を受けている今、見せることはないが最も不安と焦燥に駆られているのは他の誰でもないリオンだった。
日頃の騒々しさとは一線を画す大声に皆が沈黙し、その中に三度壁を殴りつける音が響き渡る。
「ジルのくそったれ・・・!ぶっ殺す」
「リオン!!」
壁に拳を押しつけて刑事としてはあるまじき言葉を吐くリオンを窘めるようにヒンケルが怒鳴り、コニーも無言で頭を左右に振るが、ブライデマンがそんなリオンの代弁者のようにベルトランの肩に手を置き、あなたの気持ちも分かるが、無闇矢鱈と動いて彼に命の危機が訪れる事だけは避けたいのだ、分かってくれと諭すように伝えると、ベルトランが悔しそうに顔を背けて拳を握る。
「・・・あんた達の立場も考えずに興奮して悪かった」
ブライデマンの毅然とした声に説得されたベルトランは、捜査の邪魔になってあいつの救出が遅れることになれば本末転倒だから大人しく帰るが、許して貰えるのなら情報が欲しいと力なく呟き、顔を伏せるリオンと正対すると、その肩に手を載せて同じく俯き加減で口を開く。
「怒鳴って悪かった。・・・リオン、あいつを頼むな」
「ベルトラン・・・」
己の態度が真摯に事件に向き合おうとしてくれている人達の足枷になりかけたことを素直に詫びたベルトランは、リオンにあいつを頼むと再度告げると、頭を下げて会議室を出て行こうとする。
「ベルトラン!」
「何だ?」
その彼を追いかけるように出てきたリオンは、さっきの写真をメールごと自分の携帯に転送し、すぐさま削除してくれと告げると、ベルトランの肩に両手を乗せて項垂れるように頭を下げる。
「・・・頼む、ベルトラン。見たものを・・・忘れてやってくれ・・・っ!」
あんな姿、きっとウーヴェは誰にも、例えあんたにも見られたくないはずだと、感情に震える声で告げられてリオンの肩を撫でて顔を上げさせると、その場でメールを転送し、送られてきたメールを動画ごとゴミ箱に移動させる。
そしてもう一度頭を下げた後、気分を切り替えるように頬を一つ叩くと、リオンの頭をレオポルドと同じようにくしゃくしゃにし、一日一回必ず店に顔を出せ、その時には好きな料理を食わせてやると泣き笑いの顔で告げる。
「人間、何をするにも食わなきゃ動けないからな」
「・・・ダンケ、ベルトラン」
「俺はメシを作ることしか出来ない。だからお前はしっかり食って、早くあいつを見つけ出してくれ」
「約束する」
「ああ」
リオンの約束がウーヴェと同等の確固たるものである事を知っているベルトランが安堵に胸をなで下ろし、無理をするな、お前に倒れられたらあいつは助け出せないんだからなと念を押して警察署を出て行く。
立ち去るベルトランを見送ったリオンは、会議室に戻ると同時に皆が溜息を吐いた事から、先ほどの言葉が実行される恐怖を感じさせていた事に気付き、三人の前で軽く頭を下げる。
「さっきは言い過ぎました。・・・ぶっ殺したいとは思いますが、絶対にやりません」
「当たり前だ、ばか者」
「・・・さっきの写真、鑑識に回して何か情報が得られないか調べて貰おうと思う。良いか、リオン」
事件に関することを調べるのに許可を取る必要などないはずだったが、それをしてくれる同僚や上司の優しさに頭の下がる思いだったリオンは、メールをベルトランに転送して貰った事、削除して貰ったと伝えると、位置情報を割り出すのは難しいかも知れないが、とにかく写真の中から情報を得て貰おうとコニーが頷き、リオンの携帯に転送された写真を鑑識のフリッツに見せに行くためにコニーがリオンと一緒に出て行く。
二人を見送ったヒンケルとブライデマンは、記者会見の時間だとマクシミリアンに呼ばれたため、部長が待っている別の会議室に出向くのだった。
その後開かれた記者会見で、病院に搬送されたリアは一命は取り留め、回復を待って事情を聴取すること、行方不明になっているドクターが彼女を刺したのではなく別の人物に刺されたことを彼女が警官に伝え、ドクターは誰かに連れ去られたことも情報として得たため、事務員に対する殺人未遂とドクター誘拐事件として捜査に当たる事が報告されるが、その中で犯人の目星はついているのかという疑問に部長が重苦しい声で、二年前の事件から逃走しているジルベルトが犯人だと答えて記者達を一瞬沈黙させてしまうが、次の瞬間、矢継ぎ早に質問が飛びだし、会見場はちょっとした騒動の現場になってしまうのだった。
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2017.06.20
みんな、頑張れ。


